宮島観光で見落とされがちですが、実は旅の満足度を大きく左右するのが「潮位」です。
厳島神社が海に浮かんで見える時間帯もあれば、大鳥居まで歩いて近づける瞬間もあり、同じ場所でも潮の満ち引きによって景色や回り方は大きく変わります。
「いつ行けばいいのか」「満潮と干潮、どちらが正解なのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、宮島観光における潮位の基準や見え方の違い、潮位ごとのおすすめルート、調べ方や注意点までをまとめて解説します。
はじめての方も、何度目かの訪問でも役立つ「宮島 潮位」の基本を、ぜひ参考にしてください。
宮島観光における「潮位」の基準
| 潮位 | 起きること |
| 385cm以上 | 厳島神社閉鎖 |
| 360cm前後 | 厳島神社閉鎖している可能性があるため、要確認 |
| 250cm以上 | 厳島神社が海に浮いてみえる |
| 100cm以下 | 大鳥居に歩いていける |
| 40cm以下 | 潮干狩りができる |
潮位385cm以上|厳島神社が閉鎖される水位

潮位が385cm以上になると、嚴島神社の回廊部分が海水に浸かる可能性が高くなります。
この水位では、安全確保のため拝観が制限、または完全に閉鎖される場合があります。
特に台風接近時や気圧配置の影響を受けた日は、通常の満潮より水位が高くなることがあるため注意が必要です。
潮位360cm前後以上|厳島神社が閉鎖される可能性がある水位

潮位が360cm前後になると、嚴島神社の回廊や足元に海水が入り始めることがあります。
必ず閉鎖されるわけではありませんが、状況によっては拝観制限がかかる水位帯です。
現地の判断で入場が制限されるため、この潮位付近を狙って訪れる場合は、事前に公式情報や当日の案内を確認することが重要です。
写真撮影目的であれば迫力ある景色が期待できますが、参拝を重視する場合は注意しなければなりません。
潮位250cm以上|厳島神社が海に浮かんで見える水位

潮位が250cmを超えると、嚴島神社の社殿全体が海に浮かんでいるような景観になります。
この状態が、いわゆる「海上の神社」として知られる宮島らしい姿です。
大鳥居の足元も海に浸かり、船や回廊との一体感が際立つため、写真撮影を目的とする観光客に人気があります。
参拝と景観の両方を楽しみたい場合に、比較的バランスの良い潮位といえるでしょう。
潮位100cm以下|厳島神社・大鳥居まで歩ける水位

潮位100cm以下の場合、海水が大きく引き、嚴島神社の回廊下や大鳥居の足元まで歩いて近づけるようになります。
干潮時ならではの体験ができ、普段は見ることのできない鳥居の構造や基礎部分を間近で観察できます。
そのため、景色を楽しむというより、「近づいて体感する」観光に向いた潮位です。
ただし、ぬかるみや滑りやすい場所も多いため、足元には十分注意が必要です。
潮位40cm以下|潮干狩りが可能な水位

潮位が40cm以下になると、干潟が広く現れ、潮干狩りが可能な状態になります。
ただし、宮島では場所によって採取が制限されているほか、自然保護の観点からルールが設けられています。
観光目的であっても、実際に潮干狩りを行う場合は、事前に可否やルールの確認すが必須です。
宮島の潮位はどうやって調べる?
宮島の潮位を調べる方法は、大きく分けて「宮島観光協会の公式サイト」と「天気予報サイト・潮位グラフ」の2つです。
各方法についてそれぞれ詳しく紹介します。
宮島観光協会の公式サイト
宮島の潮位を調べるうえで、まず確認しておきたいのが**宮島観光協会の公式サイト**です。
観光協会では、厳島神社や大鳥居の見え方と潮位の関係を前提に、年間・月間の潮見表を公開しています。
観光客向けに整理された情報のため、「何cmで何ができるのか」という視点で理解しやすい点が特徴です。
特に、大鳥居まで歩ける潮位や、神社が海に浮かんで見える潮位など、観光に直結する情報が明確に示されています。
旅行日が決まっている場合は、事前に該当日の潮位を確認し、観光ルートや滞在時間を調整するのが理想的です。
初めて宮島を訪れる方や、効率よく観光したい方にとって、最も信頼しやすい基準といえるでしょう。
宮島観光協会の公式サイトの年間潮汐・潮見表はこちら▼
※潮汐は「広島港」の潮位のため、厳島港の場合は少し早まる可能性があります。
天気予報サイト・潮位グラフ
より細かく潮位を確認したい場合は、天気予報サイトや潮位グラフ(タイドグラフ)の活用が有効です。
これらのサイトでは、時刻ごとの潮位(cm)や、満潮・干潮の正確なタイミング、天候・気圧・風の影響などをリアルタイムに近い形で確認できます。
ただ、宮島観光が目的の場合、下記潮位を抑えていれば問題ありません。
| 250cm以上 | 厳島神社が海に浮いてみえる |
| 100cm以下 | 厳島神社・大鳥居まで歩ける |
そのため、天気予報サイト・潮位グラフよりも、宮島観光協会の公式サイトの方が確認しやすいです。
潮位によって変わる宮島の楽しみ方
満潮時に向いている観光ルート
満潮時は、嚴島神社の社殿が海に浮かんで見える、宮島らしい幻想的な景観を楽しめる時間帯です。
この時間帯は、海と建築が一体となった風景を「眺めながら歩く観光」を中心にルートを組み立てるとよいでしょう。
代表的な回り方は次のとおりです。
- 嚴島神社の参拝
- 海に浮かぶ大鳥居の眺望・撮影
- 御笠浜(みかさはま)沿いの海岸通りを歩く散策
特に満潮時の御笠浜沿いは、波打ち際まで海が迫り、社殿と海を横から眺められる絶好の散策ルートになります。
正面から見る大鳥居とは異なり、海と社殿が連続する宮島本来の景観を感じられるのが魅力です。
足元は整備されており、無理なく歩けるため、写真撮影を楽しみたい方や、静かに景色を味わいたい方にも向いています。
干潮時に向いている観光ルート
干潮時は、嚴島神社の足元まで潮が引き、大鳥居まで歩いて行ける時間帯です。
この時間帯は、「歩いて体感する宮島観光」が中心になります。
おすすめの回り方としては、主に次のとおりです。
- 大鳥居まで歩いて近づく
- 潮が引いた御笠浜の散策
普段は海に沈んでいる部分を間近で見られるため、満潮時とはまったく異なる発見があります。
そのため、「大鳥居に触れられる距離まで行きたい」「宮島の自然を感じたい」という方には、干潮時の観光が向いています。
ただし、足元はぬかるみやすいため、歩きやすい靴を選ぶことが大切です。
潮位に左右されにくい観光スポット
宮島には、潮位の影響をほとんど受けずに楽しめるスポットも多くあります。
- 弥山・大聖院周辺
- 表参道商店街
- 五重塔・千畳閣(豊国神社)
- 宝物館や資料館
代表的なものは上記のとおり、主に陸地にある観光スポットです。
特に弥山エリアは、潮位に関係なく自然や信仰の空気を体感できるため、「干潮や満潮の時間に縛られたくない」という場合の選択肢として有効です。
「宮島 潮位」でよくある質問
潮位とあわせて注意しておきたいポイント
潮位を見る際は、数値だけで判断しないことが重要です。
特に次の要素が重なると、体感や安全性が大きく変わります。
- 天候:雨天時は足元がぬかるみやすく、干潮でも歩きにくくなる
- 風:強風時は波が立ち、実際の水位以上に海が近く感じることがある
- 波の高さ:干潮でも波が高いと、大鳥居周辺が濡れる場合がある
特に干潮時に大鳥居へ歩く場合は、防水性のある靴・汚れてもよい靴がおすすめです。
「大潮・中潮・小潮」とはなんですか?また、観光にどう影響しますか?
| 大潮 | 干満差が最も大きい |
| 中潮 | 干満差が中程度 |
| 小潮 | 干満差が最も小さい |
大潮|潮の変化が最も大きい日
大潮は、満潮と干潮の差が最も大きくなる日です。
- 満潮時:厳島神社が海に浮かんで見える
- 干潮時:大鳥居の下まで歩いて近づける
1日で景色が大きく変わるため、写真撮影や「干潮・満潮どちらも見たい人」に最も人気があります。
中潮|ほどよく潮の変化を楽しめる日
中潮は、大潮ほどではないものの、潮の満ち引きをしっかり感じられる日です。
- 大鳥居に近づける時間帯がある
- 満潮時の雰囲気も味わえる
そのため、バランスよく宮島を楽しみたい人に向いています。
小潮|潮の変化が最も穏やかな日
小潮は、潮の満ち引きの差が小さい日です。
- 大鳥居が完全に浮くほど満潮になりにくい
- 根元まで歩けるほど干潮になりにくい
その一方で、潮位の変化が緩やかなため、時間を気にせず、安定した観光ができます。
建築や街歩き、食べ歩きを中心に楽しみたい方や、初めての宮島観光には向いている日といえるでしょう。
満潮と干潮は1日に何回ありますか?
宮島周辺では、1日に満潮と干潮が各2回ずつ訪れるのが一般的です。
ただし、日によって、潮位の高さや、満潮・干潮の時刻は大きく異なります。
観光当日は、必ず当日の潮位表・潮位グラフを確認してください。
潮位は予測と実際でずれることがありますか?
あります。
潮位表はあくまで予測値であり、以下の条件で前後することがあります。
- 気圧の変化
- 風向き・風の強さ
- 前後日の天候
特に台風接近時や強風時は、予測より潮位が高くなるケースもあります。
干潮を狙う場合でも、現地の状況を見ながら無理をしない判断が大切です。
干潮・満潮どちらが良いですか?
結論としては、目的によって異なります。
【満潮向き】
- 厳島神社が海に浮かぶ景観を見たい
- 写真映えを重視したい
【干潮向き】
- 大鳥居まで歩いて近づきたい
- 海岸線や御笠浜沿いを散策したい
特にこだわりがなければ、潮位を確認せずに宮島に行き、その時の潮位に合わせて観光するのもおもしろいかもしれません。
また、時間に余裕があれば、干潮と満潮の両方を体験してみるのもおもしろいでしょう。
まとめ
宮島観光において「潮位」は、景色や回り方を大きく左右する重要な要素です。
厳島神社が海に浮かんで見える満潮、そして大鳥居まで歩いて近づける干潮では、同じ場所でもまったく異なる表情を楽しめます。
この記事で押さえておきたいポイントは、次のとおりです。
- 潮位250cm以上で「海に浮かぶ厳島神社」、100cm以下で「歩いて近づく大鳥居」が楽しめる
- 潮位385cm以上・360cm前後では、厳島神社が閉鎖される可能性があるため要確認
- 潮位は宮島観光協会の公式サイトで事前に確認するのが最も分かりやすい
- 満潮時は眺めを楽しむ散策、干潮時は歩いて体感する観光が向いている
- 天候・風・足元の状況によって、体感や安全性が変わる点にも注意が必要
宮島は、「いつ行くか」だけでなく「どの潮位で訪れるか」によって、体験の質が大きく変わる観光地です。
あらかじめ潮位を知っておくだけで、無理のない計画が立てやすくなり、満足度も高まります。
ぜひこの記事を参考に、自分の目的や滞在時間に合った潮位を選び、宮島ならではの景色と時間の移ろいを、じっくり味わってみてください。
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